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この記事では、富山県民が大好きな「昆布」について紹介します。
[ 目次 ]
皆さんこんにちは。
吉田屋鱒寿し本舗、店主の吉田です。
富山県は昆布が大好きで消費量が多いというのは有名ですが、富山県では昆布がほとんど採れないのに消費量は全国トップクラスといった不思議な関係があります。
今回は、富山県と昆布の謎についてご紹介します。
是非、参考にしてみてください。
独自の昆布文化
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そもそも富山と昆布の繋がりは江戸時代にかけて富山と北海道を行き来していた北前船から富山に昆布が持ち込まれ、独自の昆布文化が発展していきました。
富山の昆布文化が危ない!?
富山県は昆布を愛し、その消費量は常に全国トップクラスをキープしてきました。
しかしそれは、ひと昔前の話です…
平成25年「昆布」購入金額ランキング
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地域の入れ物:https://region-case.com/rank-h25-konbu/
連続50年以上に渡り昆布の購入金額が1位だった富山県ですが、
平成25年には初めて3位…。
平成28年にもまたまた3位…。
平成30年「昆布」消費量ランキング
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地域の入れ物:https://region-case.com/rank-h30-konbu/
さらに昆布消費量では…
平成27年 2位
平成28年 5位
平成29年 5位
平成30年 7位
7位?7位です…
このままでは富山の昆布文化が危ないと感じたので、ここで昆布の魅力を再確認させてください。昆布好きの富山県民としてはなんとしてもトップに返り咲きたいところです。
昆布のすごいところ
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まず、昆布は「喜ぶ」に通じる縁起物です。
伝統的な健康食でミネラルや水溶性食物繊維が豊富&低カロリー&低脂肪!その上、便秘解消・むくみ解消・腸内環境改善など美容にも生活習慣病にも効果を発揮するスーパーフードなんです。
富山県民の好きな昆布グルメ
とろろ昆布
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最初にご紹介するのはとろろ昆布です。富山ではおにぎりを海苔の代わりにとろろ昆布で巻きます。作りたては昆布がふわふわ、時間が経つとしっとりしてそれぞれに美味しさがあります。その他にはうどんやお吸い物の中に入れたりと可能性は無限大です。
上黒とろろ
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全国的にはとろろ昆布といえば先程ご紹介した「白とろろ」のことで「黒とろろ」を食べるのは富山県だけです。黒とろろは1年物の薄い昆布を削って作られ、癖のない旨味が特徴です。富山では黒とろろおにぎりのファンが多く、お年寄りから子供まで好まれています。
かまぼこ昆布巻き
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全国的には板の上にかまぼこがのった「板付かまぼこ」がポピュラーですが、富山の名産であるかまぼこにはもちろん昆布です。どこを食べても昆布の味が行き渡るように渦巻き状に仕上げられ、そうすることによって昆布の素材が生かされます。なにより板を使う必要がない!そんな歴史を背景に富山の「ぐるぐるかまぼこ」が誕生しました。
昆布鱒寿し
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昆布鱒寿し
吉田屋自慢の鱒寿しにバッテラ昆布とおぼろ昆布の2種類の昆布を贅沢に使用した新たな逸品です。酢飯の下にはおぼろ昆布を一面に敷き昆布のもつ風味が口いっぱいに広がります。
鱒の身の上には魚との相性抜群なバッテラ昆布を丁寧に敷き詰め鱒の旨みをよりマイルドになっています。
まとめ
いかがでしたか?昆布の魅力を再確認していただけましたでしょうか?これからも、みなさんに富山の魅力をお伝えしていければと思っています。
店舗詳細
吉田屋鱒寿し本舗
所在地:富山市安野屋町2-6-6
定休日:元旦、不定休(日曜は午前中ご予約のみ)
営業時間:7:00~18:00(商品が無くなり次第終了)
電話番号:076-421-6383